生のざくろについて続きその1
美容に良いざくろは、イランやアメリカなどで多くとれる果物です。イランのざくろは、アメリカのざくろと違って、甘みがやや劣るため、生で食べるよりはジュースなどに加工するほうが多いそうです。
ざくろはそもそも甘みが強い果物ではありませんし、渋みもありますから、やや甘みがあると言われているカリフォルニアのざくろでしたら、食べてみたい気もしますよね。
私たちが日本で見かけるざくろの多くは、カリフォルニア産のワンダフルという種類です。カリフォルニアで栽培されたざくろが受けている日差しは、日本と比べ物にならないくらい強いでしょう。ですから、日本でざくろを栽培するとなると、鹿児島、沖縄くらいしか適した土地がないそうです。
しかも、ざくろは栽培が難しいフルーツなので、美容のために食べたくても、なかなか国産のざくろにはお目にかかれません。
ワンダフルという甘みが比較的、強い種類のざくろのなかでも、さらに、グラナダやロバータという品種があります。
日本国内では、生のざくろが入手しにくいため、ざくろの食べ比べも難しいですが、海外でざくろと出会ったら是非、食べ比べてみてくださいね。
生のざくろを買うときは、当然ながら完熟しているものを選びます。実が中から、少し出ているくらいものを選ぶと良いそうです。そして、外側の赤みもチェックしましょう。強い赤みを持っていること、皮にもツヤがあること、キズがないこと、これらが良いざくろの選び方です。キズがあるざくろは、中まで痛んでいる場合がありますので気をつけるようにしましょう。