ざくろの美容効果

ざくろの副作用

 

ざくろは美容効果が高いと、その効能も口コミで広がっています。

 

ニーズに合わせて、ざくろの成分を摂取できるサプリメントやジュースなど、健康食品のラインナップも多くなりました。なかには、海外で作られて輸入されるものもあり、安全性に対しては不安感を持つ方もいらっしゃると思います。

 

たしかに、ざくろは薬用としても使われていますし、昔から治療薬としても活躍してきた果物です。ですから、なかには、ざくろの成分を摂取することで副作用を起こす方も出てくると思います。

 

例えば、ざくろの皮を漢方として、煎じて飲むことで、副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、めまいといった症状がでる人もいるようです。大量に摂取すると、発熱、震えなどの症状がでることもあります。

 

また、種子には、女性ホルモンの成分が豊富に入っているため、美容効果も高いと評判です。

 

美容効果以外にも、抗がん作用や、血流改善など、様々なメリットがあります。実を食べる場合は、副作用がないと言われていますので、皮を煎じて飲むときと比べたら安心でしょう。

 

また、実際に実を大量に食べることも難しいですし、体に害が出るほどのざくろを食べる機会もないでしょう。そうした面でも、実を食べての副作用は、特に不安に感じなくてよいと思います。

 

どの食べ物であっても、同じものを大量に摂取すれば、成分によって、体になんらかの悪影響は出てきますから、これはざくろに限ったことではないでしょう。

 

 

普通にざくろを食べることは問題ないとしても、美容のためにと、成分が凝縮されたサプリなどは、分量を守る必要があります。パッケージに書かれている一日の目安を守って飲むようにしてください。

 

そして海外から輸入される商品は、日本語できちんと説明が書かれている商品にしましょう。

 

美容に良いざくろの健康食品でも、たくさん摂取したからといって、美容効果が上がるものではありませんからね。

 

また、服用中の薬と相性が悪く、それが副作用になることもありますので、不安な方は主治医に相談しましょう。報告があがっているなかでは、コレステロール血症の治療薬は、ざくろの成分と相性が悪いそうです。ざくろのなかに含まれている酵素が作用するとのことですので、コレステロール血症の治療中の方は、薬とざくろの成分を一緒に摂取しないようにしてください。

 

他の薬でも安心とはいえませんので、何かしら薬を処方されている方は、ざくろのジュースやサプリの利用は、医師に相談してからにするとよいでしょう。

 

 

今回は、話題になっているざくろの成分による副作用のお話でしたが、ざくろに限らず、健康食品やサプリメントの利用は、疾患の治療中で薬を常時、服用している方は気をつけるようにしてください。

 

それから、美容効果を求めて、様々なサプリに手を出す方もいらっしゃいますが、まずはひとつのものを一カ月以上は続けてみないと効果もわかりにくいのではないでしょうか。

 

良い成分であっても凝縮されているために、大量摂取で体に害を及ぼすことがあるということを知識として持っておきたいものです。